S+ Camera Design
S+ Camera Design は電源をつなぐだけで通信するエッジ AI カメラ S+ Camera Basic の特徴はそのままに、設置場所を選ばないスタイリッシュなデザインのデバイスです。また、デザイン以外にも S+ Camera Basic と比較して以下の改良点があります。
- ピント調整が簡単になりました。
- 直接レンズを回す事によりピント調整が可能です。(ピントの調整専用の器具が不要になりました。) ピント調整手順はこちらを参照ください。
- 盗難防止ワイヤーと落下防止ワイヤーの取り付けが可能となりました。
- 「筐体後部に盗難防止ワイヤー取り付け穴」と「落下防止ワイヤー取り付けフック」を装備しています。また、落下防止ワイヤー取り付けフックには結束バンドを通して筐体本体と電源ケーブル (ただし付属の電源ケーブルに限る) を固定することで、電源端子へのテンションを抑制できます。各パーツの場所はデバイス諸元、仕様の図を参照ください。
- 電源ケーブル接続端子を筐体の外側に配置し、電源ケーブルと筐体本体の着脱が容易になりました。
利用できるアルゴリズムなど S+ Camera シリーズ共通の機能はこちらをご覧ください。
S+ Camera Design 構成
S+ Camera Designは、筐体本体と電源、汎用型マグネットマウント、SORACOM IoT SIM plan-D D-300MB が標準搭載されます。
S+ Camera Design のご購入
商品名 | 価格 (送料別) |
S+ Camera Design | 本製品の販売については終了させていただきました。 |
当製品は 2024 年 12 月末をもって提供を終了させていただくことになりました。
サービス終了までのスケジュールは以下のとおりです。
[2024 年 6 月 30 日 (※1)]
- S+ Camera シリーズの販売終了
- S+ Camera シリーズのサポート終了 (※2)
[2024 年 12 月 31 日]
- S+ Camera などのエッジデバイスの統合管理サービス (SORACOM Mosaic) の提供終了
※1. S+ Camera が利用している OS (Raspberry Pi OS Buster) の EoS(End of Service) でもあります。(https://wiki.debian.org/LTS)
2024 年 6 月 30 日以降は S+ Camera の Wi-Fi 接続 (SORACOM Arc 含む) は利用せず、閉域接続 (SORACOM Air for セルラーによる接続) のみをご利用いただきますよう強く推奨いたします。
※2. S+ Camera (デバイス) 、及びデバイス内で動作するソフトウェアについての問い合わせは 2024 年 6 月末をもって終了とさせていただきました。S+ Camera の管理コンソールである、SORACOM Mosaic についての問い合わせは 2024 年 12 月末まで承ります。
また、2024 年 6 月までに購入いただいた S+ Camera については、物品販売規約に則り 14 日以内にご連絡いただいた不具合については代替品と交換いたします。
上述のとおり 2024 年 12 月 31 日をもちまして、SORACOM Mosaic (アルゴリズムのインストールや S+ AI マーケットなど) はご利用いただけなくなります。(Raspberry Pi + カメラ + 通信モジュールとしてはご活用いただけます。また、Raspberry Pi OS bullseye を利用した SORACOM Air のセットアップ手順は後日ユーザードキュメントに掲載予定です。)
本商品は、以下の内容物から構成されるセット商品となります。
セット内容 | 数量 |
---|---|
「S+ Camera Design」本体 | 1 |
ACアダプタ | 1 |
汎用型マグネットマウント | 1 |
SORACOM 特定地域向け IoT SIMカード plan-D D-300MB サイズ:マイクロ(データ通信のみ) | 1 |
六角レンチ | 1 |
IMEI シール | 1 |
- ご使用になる前に「安全上のご注意」を必ずお読みのうえ、正しくご使用ください。
- 当デバイスをシャットダウンする際にはこちらの手順をもとに SORACOM Mosaic コンソールから実施いただくようお願いします。AC アダプタを抜くなどの電源供給の停止に伴うシャットダウンが頻発するとデバイスの故障に繋がります。
- 別途、「SORACOM Mosaic」「SORACOM Inventory」「SORACOM Harvest Files」「特定地域向け IoT SIM plan-D D-300MB」の利用料金がかかります。また、「SORACOM Napter」「SORACOM Harvest Data」「SORACOM Endorse」「SORACOM Arc」「SORACOM Krypton」など他の SORACOM サービスを利用される場合は、その利用料金も必要になります。(解約しない限りは月額料金をゼロにできませんが、一定期間利用しない場合などに月額料金を抑えることは可能です。詳細はこちらを参照ください。)
- お手元に商品が届いた後、SORACOMユーザーコンソールの購入画面から、商品の受け取り確認が必要です。ユーザーコンソールにログインして、発注画面にある「受け取り確認」ボタンをクリックして受け入れ処理を行うことで、同梱のSIMがアカウントに登録されます。受け入れ処理を行わなかった場合でも、一定期間経過により自動登録され、登録後は利用料が発生しますので、ご注意ください。
- 同梱している六角レンチは取付金具を回転させて当デバイスの撮影角度調整を縦・横・斜め方向に切り替える際に利用します。利用手順はこちらを参照ください。
- 当デバイスは緑色の LED を点滅させてエッジコンピュータを特定する機能がありません。そのため、IMEI を印字したシールを同梱しておりますので、設置した状態で見える位置にシールを貼ってください。
オプションレンズ
当社からは販売しておりませんが、S+ Camera Design に対応するオプションレンズはこちらからご購入いただけます。
S+ Camera Design デバイス諸元、仕様
S+ Camera Design | |
外形 | 164mm×50mm×187mm (マグネットマウントを除く) |
重量 | 305g(電源・電源ケーブル・GoPro 取り付け金具を除く) |
F値 | 2.8 |
解像度 | [静止画] 1920×1080 1640×1232 1640×922 1280×720 (推奨) 640×480[動画] 720p(1280×720)/ 25fps |
画角 | 水平方向画角 : 75 度, 垂直方向画角 (最大値) : 55 度 |
防水機能 | なし |
動作周囲温度 | 0℃〜50℃ |
カメラ角度調整機構 | 縦横斜めのいずれか 1 方向に調整可能 (手動) |
画像回転 | ○(アルゴリズムの変数にて制御可能) |
CPU | Broadcom BCM2711, Quad core Cortex-A72 (ARM v8) 64-bit SoC @ 1.5GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | ユーザー領域:500MB |
接続コネクタ(USB) | USB 3.0 ports. ※オプション機器利用時のみ使用。 |
Coral USB Accelerator | 対応 |
セルラー | Docomo回線 LTE Cat. 4 LTE-FDD B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B12/ B13/ B18/ B19/ B20/ B25/ B26/ B28 LTE-TDD B38/ B39/ B40/ B41 WCDMA B1/ B2/ B4/ B5/ B6/ B8/ B19 |
WiFi | IEEE 802.11 b/g/n/ac dual band (2.4GHz+5GHz) ※ WiFi アップロード機能を有効にする必要があります。 ※ 屋外での 5.2 GHz帯は条件付で利用可、5.3 GHzは完全利用不可となっています。(参考: https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/) |
電源 | AC100V 対応 |
消費電力 | 最大 15W(5V3A) |
電源ケーブル長 | 3m |
保証期間 | なし ※初期不具合のみご対応いたします。 |
本製品の活用レシピ
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