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SORACOM
エンジニアリングサービス

SORACOM エンジニアリングサービスは、デバイス開発~量産のプロセスを支援するサービスです。ソラコムのパートナープログラムであるSORACOM パートナースペース (以下、SPS) には数多くのSPSパートナーが参加しており、デバイスの開発を得意とするSPSパートナーも多数存在します。SORACOM エンジニアリングサービスでは、SPSパートナーと協力し、顧客の望むアプリケーションに最適なデバイスの提供を支援します。

0Gセンシングとは

0G通信(以下、0G)とは、低容量・低電力を特徴とした遠距離通信技術(LPWAまたはLPWAN)を指します。0Gの特徴である低電力を活かせば、AC電源の確保できない屋外環境などでも、バッテリー給電のみでデバイスを長期稼働させることが可能です。こうした0Gの特徴を活かした0Gセンシング・アプリケーションには、アセット・トラッキング、環境センシング、スマート・メータリングなどがあり、大規模な産業利用に最適です。

  • 環境センシング
    環境センシング
  • 各種トラッキング
    各種トラッキング

ただし、0Gの特徴である低電力の恩恵を最大限受けるには、アプリケーションに合わせたデバイスのスリープ時間や周辺部品などの最適化が必要です。さらに、アプリケーションを考慮してデバイス/通信/クラウドの機能配置を最適化することで、デバイスの消費電力のみならず、TCO(総保有コスト)を削減することができます。総合的な技術とノウハウが必要となるため難易度は低くありませんが、0Gデバイスのカスタマイズ・新規開発を必要とするニーズは高まっています。

0Gセンシングに適した
SORACOM
プラットフォーム

低容量・低電力の制約を受ける0Gでは、複雑なクラウドの認証処理などをデバイス・クラウド間で直接実行するのが難しい場合があります。SORACOMプラットフォームを利用すれば、こういった処理をデバイスからプラットフォームにオフロードすることが可能です。SORACOMプラットフォームへの処理のオフロードを前提としてデバイスを設計すれば、デバイスの仕様が簡素になり、消費電力やコストの削減につながります。
また、0Gセンシングでは、SigfoxやLTE-Mなど異なる通信技術の特徴を把握し、それらを適材適所で採用することで、最適なシステムの構築が可能となります。これを可能にするのが、異なる通信技術の差異を吸収する、SORACOMプラットフォームです。

0Gセンシングに適した SORACOM プラットフォーム図

SORACOM エンジニアリングサービスの
提供範囲

SORACOM エンジニアリングサービスでは、ソラコムのSPSパートナー・エコシステムを活用することで、大規模展開を想定している0Gデバイスの開発~量産を支援します。SORACOMプラットフォームの利点を最大限生かしてデバイスの仕様を最適化することで、適材適所で各通信技術の利点を活かすシステム設計が可能となります。デバイスの仕様検討からソラコムが支援をすることで、デバイス・プラットフォーム間の最適な境界を定め、0Gセンシングのメリットを最大限享受するデバイスの仕様反映を実現させます。

SORACOM エンジニアリングサービスの提供範囲図

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0Gセンシングの産業活用を支援するSORACOMプラットフォーム、
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