プレスルーム
2019.10.09
株式会社ソラコム

選んで使えるAIアルゴリズムで、エッジ処理カメラ活用がより身近に 「S+ Camera Basic」において AI パートナーとの協業開始 2 社のパートナーによる用途別アルゴリズムが利用可能に

「モノをつなぐ」を簡単にするIoTプラットフォーム SORACOM を提供する株式会社ソラコムは、2019 年 7 月に発表した セルラー通信搭載で、設置し電源を入れればすぐに使えるエッジ処理カメラ「S+ Camera Basic(サープラスカメラベーシック)」において、新たに AI  パートナーとの協業による用途別 AI アルゴリズム提供を開始します。

昨今、ネットワークカメラの需要は伸びており、安全保安のための映像記録だけではなく、近年の画像処理や機械学習の技術の成熟により、物流や販促、新たなサービスへの活用が期待されています。その中でも、デバイス側でプログラム処理することでセキュリティに配慮しデータ通信量も抑えることができるエッジ処理カメラに注目が集まっています。しかしエッジ処理カメラの活用には設置の壁、通信の壁、AI アルゴリズム開発の壁があります。

「S+ Camera Basic」により、これまで必要だった高度な専門知識なしで、IoT・AI・エッジコンピューティングという最新技術を融合したエッジ処理カメラの活用をすぐに始めることができます。

「S+ Camera Basic」は、15,000のお客様が利用する IoT プラットフォーム SORACOM のテクノロジーと IoT 活用シーンにおけるノウハウを結集して開発されました。SIM カードの持つ認証機能と通信、SORACOMプラットフォームを用いることで、エッジ処理カメラ活用に必要となる通信、デバイス管理 AI アルゴリズム管理、撮影データのクラウド連携までをパッケージ化しています。

カメラ本体に通信モジュール、SIM カード、カメラ、電源を一体化し、設置して電源を入れるだけで使い始めることができます。さらに、遠隔からセルラー回線経由でセキュアにカメラ内の AI アルゴリズムの入れ替えや、通信接続状況のモニタリングも可能です。S+ Camera Basicにおける AI アルゴリズムは、汎用プログラミング言語 Python 等を使うことができ、開発者が取り組みやすい構成となっています。また、カメラへの遠隔アクセスや各種設定などもSORACOMプラットフォームでサポートされるため、AIアルゴリズム開発者はハードウェアを意識することなくAIをアルゴリズムの開発に集中することができます。

この度「S+ Camera Basic」は、AIパートナーとの協業により専門的なAIアルゴリズムの利用が可能になります。これまでカメラ内の AI アルゴリズムは、用途に合わせてユーザーが AI アルゴリズムを自社開発する必要がありましたが、この度の協業によりアクロクエストテクノロジー株式会社と株式会社ABEJA の2社が AI パートナーとなり、「S+ Camera Basic」連携した AI アルゴリズム提供します。これにより「S+ Camera Basic」の利用者は、工場のラインの可視化や、店舗での動態管理などの AI アルゴリズムを選んで活用したり、自社向け AI アルゴリズムを開発する際に画像ノイズ除去や輪郭推定などの下処理をノンプログラミングで利用することができるようになります。

今後 AI パートナーは、500 以上が参加するソラコムのパートナープログラム「SORACOMパートナースペース」を通じて、順次拡充していきます。

株式会社ソラコムは、世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会を目指し、「SORACOM」プラットフォームを通じて先端テクノロジーを使いやすくしていきます。様々なビジネスノウハウや先端テクノロジーを有する パートナー企業とともに IoT のビジネス活用の障壁を下げ、お客様企業における多くの IoT 活用事例の創出に貢献していきます。

 

「S+ Camera(サープラスカメラ)」のパートナープログラムとAIアルゴリズム提供開始詳細

1.サービス開始日

2019 年 10 月 9 日   

2.特徴

3.協業を開始するAIパートナー 

「TorrentioVideo」アクロクエストテクノロジー株式会社

画像・映像解析による産業向け物体検出 AI ソリューション「TorrentioVideo」を提供しており、S+ Camera を連携させることで、AI モデルの作成からカメラ画像の解析まで、一貫した画像解析を実現可能です。独自の物体検出アルゴリズムを構築できる他、ユースケースによって最適化された以下のアルゴリズムを提供しています。

【製造】生産ラインの状態把握・自動カウント 生産ラインをS+ Camera で撮影し、スムーズに製造品が流れているかといった状態把握や、いくつ生産したかといった自動カウントを可能にします。

【物流・小売】倉庫における在庫状況の管理 S+ Camera の映像を元に、倉庫内の荷物の配置状況や在庫の状況を把握できるようにします。

【エンタメ】AI猫カメラ 〜ベストショット撮影〜 ペットショップや猫カフェなどで、猫がカメラの方向を向いているときのみ、自動で撮影しアルバム化。

サービス詳細:https://www.site.torrentio.tech/torrentio/

「ABEJA Platform」株式会社ABEJA

ABEJA Platformは、データの取得、蓄積、アノテーション(教師データ作成)、学習、デプロイ、推論、再学習といった事業のAI化に欠かせない工程を一貫して進めることができるAI/機械学習の開発運用基盤です。

ユーザーは、S+Cameraを通してABEJA Platformにデータを送信し、直感的なGUIを操作するのみで画像分類、物体検出、セマンティックセグメンテーション他、多数のアルゴリズムを利用できます。ABEJA Platform上で利用可能なアルゴリズムは、今後さらに拡大を予定しています。

サービス詳細:https://abejainc.com/platform/ja/

4.ハードウェアの主な仕様

デバイス名  S+ Camera Basic

通信規格  LTE (Quectel EC21-J)

アンテナ   内蔵型アンテナ

カメラ   800万画素

重量      約300g

5.申込み

<S+ Camera トライアル パッケージ>

S+ Camera トライアルパッケージでは以下を提供します。

S+ Camera トライアルパッケージ費用(AIアルゴリズム開発を含まない)

6.ウェブサイト

S+ Camera 」詳細: https://soracom.jp/soracom_plus/s+camera_basic/


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