SORACOM, INC

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SORACOM 導入事例:WHILL株式会社

SORACOM でパーソナルモビリティ「WHILL」のバッテリー消費を抑え、セキュアなデータ通信を実現
WHILL株式会社

SORACOM 導入の背景ハードウェアスタートアップが抱えたIoT通信の課題

WHILL は、誰もが乗りたくなるスタイリッシュなデザインに、洗練された使い心地と直感的な操作性を兼ね備えた、まったく新しいパーソナルモビリティです。

WHILL をインターネットに繋げることで新たな利活用方法を生み出せるというアイディアは以前からありました。しかし、カメラや携帯電話などのハードウェア出身のエンジニアにとって「通信」や「クラウド」は経験の少ない分野であったこと、製品のバッテリーなどの仕様の制約など、通信機能を搭載するためにはいくつかのハードルがありました。

ビジネスでの課題システム構成変更を柔軟にできれば開発スピードが上がる

新しい機能を開発するにあたり、デモ機や、ユーザーに貸出しするプロトタイプを作り、実際に試しながら開発を進めます。しかし、今までは構成を変える度に営業がプロトタイプをお試し頂いているユーザー全員のお住まいに出向いて、設定変更が必要でした。気軽にシステム構成を変更できないため、ユーザーテストに踏み切るまでかなり時間をかけていました。

システム構成図

WHILL システム構成図

SORACOM が選ばれた理由モノに必要な「小さい通信」を実現、クラウドで肩代わり

現在はデモ機および 2016年2月より開始された通信機能を搭載した WHILL の β 版のプロトタイプの通信部分に SORACOM Air と SORACOM Beam を利用しています。

SORACOM Air では、管理画面を利用し SIM の通信開始や休止を操作しています。将来的には製造出荷プロセスの中で API 経由でプログラマブルに回線をコントロールすることになるでしょう。

WHILL のモビリティとしての機能を最大限に活かすためには、通信にかかるデバイスの負荷を小さくする必要があります。SORACOM Beam では、UDP もしくは TCP → HTTPS へのプロトコル変換と、ルーティング変更を利用しています。SORACOM は、通信キャリアから専用線でクラウドまでセキュアにデータを送信します。クラウド側で HTTPS に変換し、サーバに送信することで、小さい通信量でセキュアにデータ送信することが可能です。この機能があったおかげで、大幅に開発にかかる時間を短縮、かつバッテリーの消費量を抑えることができました。また、ルーティング変更機能により、実施したい内容が変われば、気軽にサーバーサイドの構成を変え接続先をクラウド上で切り替えることができます。

SIM の持つ ID である IMSI や、タイムスタンプも活用しています。データ量を減らすには、マシンのシリアル番号を送信するのも無駄です。そのためデバイスの特定は、SIM の持つ ID である IMSI を活用し、シリアル番号は SORACOM 側で照合できるようにして利用しています。

今後の展開についてWHILL に通信機能が搭載されたらできること

WHILL ユーザのご家族のご要望を反映し、WHILL の持つ位置情報やバッテリー情報をアップロードして計算し、WHILL ユーザーのご家族に対して安全安心を提供するサービスなどを考えています。通信機能の搭載された WHILL で、ユーザーやご家族の方々の体験を新しく、もっと便利にしていければと思います。

WHILL株式会社WHILL株式会社

WHILL株式会社
最高技術責任者 福岡 宗明氏
ソフトウェアエンジニア 大森 元気氏
https://whill.jp/

利用したサービス

SORACOM AirSORACOM Beam

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